問題は筋力低下だけではない

誤嚥をしても何も起きない(これを「不顕性誤嚥」と言います)こともあります。特に喫煙者ではこうした反射が起きにくいとされています。

不顕性誤嚥は、高齢者だけでなく中年の方にも起こることがあります。睡眠中に口腔内で繁殖した細菌を含んだ唾液が垂れ込んだり、胃食道逆流症で胃内容物が逆流したりすることによって起こります。食道裂孔ヘルニアなどがあれば起こりやすくなります。