飛ぶように売れているのは中国人向けの砂糖菓子

そんな中でも、ひときわ目を引くのが「糖葫芦タンフールー」の看板。イチゴなど色とりどりのフルーツを串刺しにし、水あめでコーティングした派手な砂糖菓子は、もう立派な中国の食べ物である。

もはやここまでくると、日本観光とは全く関係がないのだが、中国人は、そんなことなど気にもしないよう。実際、日本人客にはあまり見向きもされないが、中国人客には1本300円の糖葫芦が飛ぶように売れていく。しかも同じ糖葫芦を売る店が2軒横に並び、中国人の店員同士が「うちの方が安いよ」などと言って客を取り合う姿はさながら、中国の観光地そのものといったところ。

とはいえ、「最近は道頓堀で中国人が経営する店が増え過ぎた。看板や屋台を路上にまで出すようなルール違反ばかりで、商売の仕方がえげつない。何とかしていかなければ……。客の多さに喜んでばかりはいられない」と、上山会長もこぼす。