日本がどうなるのか、この目で見続けたい

また、私はこれまで文章を書くことを生業なりわいとしてきましたが、これから新聞社や出版社がどうなってしまうのかも気になるところです。昨今の出版不況の中、週刊誌はかなり苦しいようです。

数年前、『週刊現代』で『青春の門』の連載を再開したとき、編集者に「何歳ぐらいをターゲットにしているんですか?」と尋ねてみました。私としては、昔に比べて読者層が上がっているとしても、せいぜい50歳ぐらいだろうと思っていました。しかし、編集者が言うには、60歳なんだとか。私の予想を遥かに超えていたことに驚きましたし、いまが60歳ならば10年、20年後はどうなってしまうのかと思いましたね。

長く生きていれば、いろいろなことを見聞きし、経験することができます。中には凄惨せいさんな出来事もあり、気持ちが沈むこともありますが、一方でかつては想像もできなかったようなことが次々と起こる。