「茶葉の価格は1年で1.6倍に」の報道も

一大産地、京都。茶農家は今春、異常な事態に慌てた。

インディペンデント紙によると、抹茶の原料となる高級碾茶てんちゃ(抹茶に加工される前の茶葉)の価格が、わずか1年で160%も高騰した。1キログラムあたり5500円だった茶葉が1万4333円に跳ね上がったのだ。

異常な高騰は、急激な需要の増加によるものだ。英フィナンシャル・タイムズ紙によると、世界の抹茶市場は2024年の42億3000万ドル(約6260億円)から、2033年には78億6000万ドル(約1兆1640億円)まで成長すると予測されている。コスモポリタン誌は別の調査を引用し、2030年までに70億ドル(約1兆360億円)を超えるとの予測もある。わずか数年でほぼ倍増という驚くべき成長ぶりだ。