日産は上位陥落、ホンダ・スズキも苦境

1~6月期の世界の大手自動車メーカーの業績を見ると、主要メーカーにはかなり大きな影響が出ている。

まず、欧州勢は総崩れの状況だ。独フォルクスワーゲンの業績は悪化した。ドイツメーカーにとって、主力市場の中国経済の減速と競争激化に、トランプ関税が重なったインパクトは重大だ。2024年、同社の米国販売台数(105万7000台)のうち米国生産は20%だった。関税によるコスト増は深刻である。

かつて米ビッグスリーの一角を成した、ステランティス(旧クライスラー)はさらに厳しい。近年、需要が伸びた米国市場で売れる車を創出できなかった。関税によるコスト増が業績悪化に追い打ちをかけた。