20代「経済中間層」の婚姻が激減

それら20代の婚姻減が児童のいる世帯数の減少に直結したわけですが、年収別に増減を見ると、世帯年収300~500万円台の中間層の減少が顕著です。しかも、20代の初婚率の推移と同様、2003年から2013年ではほぼ変わらなかったのに、2013年から2023年の10年間で極端に中間層の世帯数が激減しました。

【図表2】児童のいる世帯年収別分布の推移

逆に言えば、これだけ少子化が進んだといっても、経済上位層の子有り世帯の数は、20年間まったく減っていないということになります。

つまり、今起きている少子化は、20代の経済中間層の婚姻減によって起きているものであり、しかも2013年以降に急激に進んだということです。