Googleによる大型の広告キャンペーンなどにより、今やほとんどの方が「YouTuber」という言葉をご存じだろう。会社員として働きながら、動画配信で小遣い稼ぎ──「副業YouTuber」たちのリアルに迫った。

動画広告によって生計を立てる人たち

サラリーマンをしながら、副業としてYouTuberで成功できるのか――。「趣味や特技などを映像に撮って配信すれば、自分もお金を稼げるのではないか」と考えたことのある方も、少なからずいるのではないだろうか。そこで本記事では、趣味や特技などを生かした動画を配信し、お金を稼ぐことに成功しているYouTuberにインタビューし、“副業YouTuberで稼げるか”を検証した。

バイリンガール英会話 Bilingirl Chika●英語解説や英会話などの動画を配信。

YouTubeについて改めて紹介しよう。無料で利用できる動画共有サービスであり、自身のチャンネルを開設して動画をアップロードしたり、ほかの人がアップロードした動画を視聴することができる。

YouTubeでは、視聴者を対象にした広告が表示される。動画を再生すると最初に表示される広告には、スキップできるものとそうでないものがある。また、動画再生中にテキスト表示される広告もある。このような複数の広告によって得られる広告料を、動画の配信者に配分している。YouTuberとは、動画を定期的に配信し、広告料を収入源にしている人を指す言葉だ。

GoogleはYouTuberを支援するための様々な活動を行っている。その一つが、チャンネル登録者数1万~10万人のYouTuberを対象にした「YouTube NextUp」だ。同社YouTubeパートナー・オペレーションズ・アンド・デベロップメント北東アジアマネージャーの船越貴之氏は「副業や趣味でやってきた方で、今後プロとしてやりたい方を対象にコンテストを開催し、優秀者に対して製作のスキル、視聴者の集め方などを講義します」と説明する。今回取材した「けんたさん」「まえちゃんねる」「TabiEats」の3組は2016年のNextUpでファイナリストに選ばれている。