家事を超効率化する7カ条

また、大事なのは家事自体を効率よく、シンプルにすることです。家族で家事を分担したとしても、家事自体がやりにくいと、普段家事に慣れていないパパや子どもたちは業務を遂行することができません。ママ自身も仕事と育児と家事と忙しい毎日を送っていることでしょう。家事は少しでも効率化し、シンプルにして、みんながなるべく家事以外のことに時間を使ってほしいと思います。

私自身、6人の子育てと仕事と家事を両立できているのは家事を徹底的に効率化しているからだと思います。やらないといけないという固定観念を捨てる。また、他にいいやりかたがあるのではないか? と常に改善し続ける。1動作でも1分でも家事の時間を減らすことができたら、家事は毎日のことなのでチリも積もって山となります。そもそも家事におけるイライラもそんなに難しいことではなく、小さいイライラが毎日積もったもののはず。家事を効率化させる方法をいくつかご紹介します。

1 家事を見える化する

家事を効率よく行い、負担を減らすためには、誰がどの家事を担当するのが良いか、そもそも不要な作業はないか、どの順番で行うのが効率的かを考える必要があります。そのために今行っている家事を全て洗い出してみましょう。見える化することで指示も出しやすくなります。

2 誰が担当すると効率がいいか

家事を家族それぞれの担当制にすることがおすすめです。わが家では「名もなき家事」と料理は私が行い、名前をつけられる家事はとことん担当制にしています。

よく、旦那がごみ出しだけしかしないといった愚痴を聞きますが、ごみを集めて、出して、新しい袋をかけるところまで指示を出し、パパ担当にします。これらが、私の言う「名もなき家事」の一つです。

家事として意識されていませんが、他にも、この家事とも呼べないような小さなタスクが、いくつもあります。これらもなるべく見える化して、担当を振り分けられるといいですね。ただし、名もなき家事はどうしても発生してしまうものなので、そこは私が担当と割り切る方が幸福かなと思っています。

3 家事のルーティン化

考えて行動することができるところまでいけば最高ですが、なかなか難しいものです。そこはできないと割り切って、ルーティン化することをおすすめします。

わが家では、朝の掛け声は「着替え・洗濯物・朝ご飯」です。朝のルーティンとして着替えて、自分の担当の家事を一つして、朝ご飯を食べるという流れです。子どもが小さい時に最初に行う家事が洗濯物干しだったのでこの掛け声になりましたが、実際には各自それぞれの担当の家事を一つ行っています。ご飯を食べたら歯を磨くように家事もルーティンにすることで自然と行うことができるようになります。