身分の低い女官と帝との悲恋の末に生まれた光源氏は、輝くような美しさから「光る君」と呼ばれ、多くの魅力的な女性たちと出会い、恋愛遍歴を重ね、天下をゆるがす政争に巻き込まれていく。初恋の女性の面影を心に…
続きを読む「光の君」はなぜ「源氏」になった?女御の嫉妬と母の死――『まんがで読破 源氏物語』その2 「コミック『まんがで読破 源氏物語』」
『まんがで読破 源氏物語』(Gakken)
- [作家、歌人]紫式部
-
作家・歌人平安時代中期の作家、歌人。本名は不明。藤原為時の娘で少女時代より漢文を読みこなすなど、早熟な才女だったといわれる。藤原道長の長女で、一条天皇の中宮である彰子に仕え、その中で、54帖におよぶ世界最古の長編小説『源氏物語』を著した。宮中の様子を書いた『紫式部日記』も残している。<この著者の他の記事> なぜ紫式部は清少納言を全力でこきおろしていたのか…同じ女性として抱いた"やりきれない思い"