●開智日本橋学園 中央区

北 A★★ B★★ C★★★
21世紀型教育を掲げる私立中高の代表的存在。IB(国際バカロレア)プログラム認定校。今後はこのIBコースと共通のカリキュラムを一般クラスでも行っていくという。

後藤 A★★ B★★ C★★
教員の30%がネイティブ・バイリンガル。「英語で学ぶ」環境が整っているといえる。入学時から英語で学習できる生徒のためのグローバル・リーディングコース(GLC)も設定されている。

矢野 A★★ B★ C★★
GLCとデュアルランゲージコースは国内のみならず海外大学をも視野に入れた教育を行っている。2022年度の海外大学への延べ合格者数は17人。これから増えてくる可能性がある。

●かえつ有明 江東区

北 A★★★ B★★ C★★★
在籍する帰国生比率が4人に1人と首都圏でも屈指の高さ。共感的コミュニケーション・非暴力コミュニケーション・マインドフルネスも大切にしている。IBプログラムの哲学授業などもユニーク。

後藤 A★★ B★★ C★★
中学のクラスは帰国生と一般生の混合で、英語のクラスが3〜4つに分かれている。普通クラスのほか、英語上位クラスを英検2級と準1級で分けているのは珍しい。

矢野 A★★ B★ C★★
帰国生と机を並べて学習する環境があり、海外研修制度も充実。海外大学進学率は全体の5%と少数。これからどのように推移するか注目。

●宝仙学園共学部理数インター 中野区

北 A★★ B★★ C★★
自他ともに認める「日本一多様な中学入試を導入している」ユニークな学校。中学入試に初めてプレゼンテーション型入試を導入した先駆的存在。国際化教育というよりも、「自主性教育」というべきか?

後藤 A★★ B★ C★★
中3で全員参加でシンガポール・マレーシアへ。思考力・表現力を培う教科「理数インター」で自分の将来を考え、選択肢として海外大学進学が出てくることも。難関大学進学者数も着実に増やしている。

矢野 A★★ B★ C★★
日本人教員とネイティブ教員がタッグを組んで英語4技能を丁寧に伸ばす教育には定評がある。ティームティーチングやプレゼンテーションの機会も多く設けている。

●目白研心 新宿区

北 A★★ B★ C★★
女子校だった目白学園の時代から「英語の目白」という評価を受けてきたが、共学化してからはよりグローバル教育にシフト。中学入試でも、インタビュー型の英語入試のレベルは高い。

後藤 A★★ B★ C★★
中3のコース分けで、スーパーイングリッシュコースを選択できるのが特徴で、中1・2で英語を学ぶモチベーションとなる。高校進学の際に、あらためて志望に合わせた選択ができるのが魅力的。

矢野 A★★ B★ C★★
スーパーイングリッシュコースでは英語4技能を磨くプログラムを用意。海外大学への進学者はまだ少数ながら少しずつ増えている。