「洋服減らしてよ」はタブー

気を付けたいのは、服や靴がクローゼットにビッシリとあるのに、また飽きずに似たようなモノを買ってくるパートナーに対して「同じような服ばかり買わないでよ」と頭ごなしに注意してしまうこと。

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家族やパートナーの買い物癖に呆れても、「無駄な服が多い」と指摘しないことです。衣類をつい買ってしまうのは、たんなる娯楽や趣味ではなく、コンプレックスの解消であることが多いためです。

米田まりな『あの人にイライラするのは、部屋のせい。』(PHP研究所)

「ショッピングが趣味」と言う方ほど、手持ちの服に自信が持てず、次から次へと新しい服を買い求めている可能性が高いです。そこでおすすめしたいのが、第三者視点の活用です。パートナーが客観的に、手持ちの服と向き合える機会を作ってあげましょう。

手っ取り早いのは、プロのスタイリストに一度相談すること。スタイリングサービスはよほどのお金持ちか芸能人が利用するもの、と思うかもしれませんが、昨今ではオンライン型、ショッピング同行型、自宅来訪型など、気軽に利用できるアプリから本格的な対面サービスまであり、形態も料金も様々です。

パートナーは頭ごなしに「洋服を減らして」と言うのではなく、洋服について本人が冷静に判断できるような機会を作ることでサポートしていきましょう。

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