私たちの目的は裕福になることです。今お金を借りて裕福であるかのような生活を送っていては、いつかモチベーションは下がります。

なぜなら、しばらく経つと、事態が良くなっていないことに気づくからです。お金は数えられます。もし、資産を数えてゼロより少なければ「なぜ自分は働いているんだろう?」と考えてしまうでしょう。

「将来の収入」を当てにしてはいけないワケ

借金をして、仕事が与えてくれるはずの未来のご褒美を今もらってしまっては、モチベーションが下がるのは当然です。

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モチベーションが下がる最後の理由は、自分で消費者信用は「良くないこと」と感じているからです。自分の良心に反して行動すれば自尊心を弱めます。自尊心が弱まれば、モチベーションも下がってしまうのです。

モチベーションは、将来良くなるだろうという期待に応じて上がります。理想の状態に到達するには、長期的なプランを立ててエキスパートとならなければなりません。

個人的に借金を抱える人には、プランを立てる時間もモチベーションもありません。その代わり、「重要でないが対応しなければならないこと」に追われます。

個人的な借金をした場合に予期できることがあるとすれば、逆説的ですが、予期できないことが起きるということです。ローンを組む人は、将来の収入で欲しいものを今日購入しています。

でも、将来収入がなくなる可能性はあり、予期しない状況が発生する可能性もあります。もし、予期できない理由で収入が下がり、分割払いの返済ができなくなれば、モチベーションと人生の喜びをなくしてしまいます。

「今を楽しみ、痛みを避ける」分割払い、リポ払いの罠

経済的な自由をつかみたいのなら、自分が間違った信念を持っていた、もしくは持っている、と認識することです。

脳の仕組みを思い出してみましょう。私たちは痛みを避けて、喜びを求めるために色々なことをします。負債を抱えるのは、今痛みを避けたいと考えるからです。欲しいものが手に入らない、ことは痛みになります。気に入った服を買ったり、旅行の予約をしたりすれば喜びを感じます。

買い過ぎが長期的に困った状況につながるということは、脳にはそれほど重要ではありません。短期的に痛みを避けて、楽しみたいと思うからです。

人間は戦略的に計画して、分析する能力を進化させてきました。しかし、「今の痛みを避け、喜びを感じたいというプログラム」は、「計画・分析するプログラム」より強力です。