秋篠宮夫妻と話し合い、会見を開くべきだ
天皇は小室圭の名前は出さなかったが、眞子さんに父親と相談しろといったのは、本当に結婚する気があるのなら、小室圭よ、すぐに秋篠宮夫妻と話し合い、多くの国民の理解を得るために、何らかの形で説明する機会をつくれと申し渡したのだ。
文書ではだめだ。小室圭という人間が眞子さんにふさわしいかどうか、会見を開いて語るべきだ。
自分の言葉で眞子さんへの愛情を語れ。小室圭がどんな人間か、すべてをさらけ出し、ありったけの言葉を繰り出して、国民に理解してもらうのだ。
会見に弁護士はいらない。眞子さんには出てもらったほうがいい。小室圭1人では、手ぐすね引いている記者たちの餌食になる。眞子さんがいれば、記者たちの突っ込みも少しは和らぐはずだ。
2人が本当に愛し合っていること、将来の生活設計をどう考えているのかを、口さがない記者たちに、わけもわからずにこの結婚に異を唱えている国民に分かってもらうのだ。
小室圭の“本気度”が問われている
一世一代の大勝負だが、これをしない限り、2人で駆け落ち婚をしてニューヨークで暮らしていくにしても、一生、世間の好奇の目から逃れることはできないと知るべきだ。
週刊新潮に、ノルウェー王室のメッテマリット王太子妃のケースが参考になるとある。
2000年末にホーコン王太子との婚約が決まったのだが、彼女が3歳の子どもを持つ未婚の母であること、子どもの父親は麻薬取引で逮捕歴があり、彼女自身も夜ごとのディスコ通いやドラッグパーティーに参加していたことが報じられた。
当然ながら、この結婚に国民が猛反対して、ノルウェー王室の支持率が9割から5割近くまで下落してしまった。
「民間人として臨んだ記者会見でメッテマリット妃は自らをさらけ出し、“私の過去を受け入れるのは難しいという人がいることは理解できます。でもこれからの私を見守ってほしい”と懺悔し、涙ながらに訴えたのです。ここからメディアは“悔い改めたシンデレラ”と報じ、7割の国民が結婚を支持するに至りました」(名古屋大学大学院の河西秀哉准教授)
これに比べれば、眞子さんと小室圭の結婚のハードルはそう高くはない。小室圭の“本気度”が問われている。(文中敬称略)