コントロールできないことに時間を使うべきではない

もちろん、自宅を他に移せない理由は、挙げればキリがありません。それなら、通勤時間は自分ではコントロールできない=引けない時間と割り切って、自分にとって有用な時間へ転換する必要があります。

尾石晴『やめる時間術 24時間を自由に使えないすべての人へ』(実業之日本社)

また、職場で長時間かけて行った仕事に対して、いい評価が得られなかったとします。「評価」は他人がするものなので、コントロール不可能です。これはもう仕方がないことなので、今回は仕方ない。次はどうするか? と考えて割り切るしかありません。

しかし中には、「評価されないのは、上司との相性が悪いせいだ」などと結論づけ、そこから上司の不満を同僚に訴えたり、いい評価をもらった同期と比べて次の仕事のやる気が失せたり、負のループに陥る人も多いです。

自分ではどうにもならないコントロールできないことに、貴重な思考の時間を割くべきではありません。むしろ、コントロールできる次の仕事に取りかかったり、評価してもらいたいなら評価基準の情報を集めたほうがよほど建設的です。

時間の引き算においても、自分がコントロールできることとできないことに分けることは重要です。すでに終わった出来事など、自分にコントロール権がないものに使っている時間はどんどん引いていきましょう。

時間を使うのは自分がコントロールできることだけ、と割り切ってください。

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