カウンター席で相手との距離感をはかる

例えば食事の際、向かい合ったテーブル席ではなく、カウンター席に座ってみましょう。カウンターであれば隣同士並ぶことになるため、物理的な距離が近くなります。何度かデートをして、あなたとしては2人の距離が縮まったと思っていた。

鎌田れい『100日で結婚』(星海社新書)

そこで、カウンター席に座り女性のほうへ身を寄せたのに、彼女がその分離れていったら……残念ですが、あまり芳しくない状況でしょう。しかし、そのままじっとしているなら、彼女のほうも少なからずあなたに気があるはずです。

以前、独身時代はプレイボーイで名を馳せた芸人さんからも、こんな話を聞きました。

「女の子と何度かデートして、“そろそろ彼女を落とせるかな?”というのを見極めたい時、僕は必ず、カウンター席がある店に行くんです。そして、物を取るふりをしてわざと触れてみる。その時に女の子がビクッとしたら、まだ僕に心を開いていない証拠。だけど、びくともしなかったら――彼女はもう、僕のもの(笑)。帰りはその子の腰に手を回して、店を後にします」

もちろん、婚活市場で腰を抱くのはどうかと思いますが、カウンター席を利用して女性の気持ちを見極める方法は、決してハードルが高いものではありません。例えばお醬油を取る時などに彼女に触れてみて、その様子を見極めればいいのですから。

「嫌よ嫌よも、好きのうち」は通用しない

「だけど、もし彼女が嫌がる様子を見せた時は、その後はどうやり過ごせばいいんですか?」

そんな心配をされる方がいるかもしれませんが、答えは簡単。拒否されたら引けばいい、ただそれだけのことです。手をつないでいたのに、彼女が携帯を見るために手を引っ込めて、その後はつなぐ気配がない。それはもう、「つながないで」というサイン。すっと引く潔さを持ちましょう。

今の時代でもまだ男性の中には、「嫌よ嫌よも、好きのうち」などと考えている方がいます。しかし、それはもう通用しません。今の女性は、「嫌なものは絶対に嫌!」なのです。

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