自信がつけば自分から学び出す

彼が注目を集めるようになると、「給食エース」と同じように、ほかの分野へも好影響が出始めます。

沼田晶弘『世界標準のアクティブ・ラーニングでわかった ぬまっち流 自分で伸びる小学生の育て方』(KADOKAWA)

もともと提出物を出すのを忘れがちだったのが、しっかり提出物を出すようになり、ほかのことにも積極的に取り組むようになりました。それでも、たまに提出物を忘れてしまうこともあったのですが、そんなとき「鉄道ダリン(というニックネーム)を剝奪するぞ!」と注意すると、「それだけは〜」と言って、次の日からまたしっかりとやってくれるのです。そうした姿を見ると、ボクは心の中でガッツポーズをします。

「給食エース」も「鉄道ダリン」も、ボクが考えていたのは、「何か一つの分野でも頑張れるものを見つけたい」という思いだけで、それで彼らにこのような呼び名をつけたのです。けれど、その一点突破によって、そのほかの分野にも意欲的になるのを知ったのは、彼らが証明してくれたおかげでした。

ボクもこのことによって、「自信をつける」ことの大切さをより実感しました。

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