関東大震災のとき、総理大臣は交代中、内閣は不在だった!2011年3月11日、日本を襲った100年で3度目の大震災。先の震災に学ぶ東日本の復興復旧の術とは何か。

東日本大震災を政権延命の材料にしていると批判される菅直人総理。「政治主導」の下、震災関連の新組織を乱立させた。4月14日の復興構想会議では、官僚を排除。実効性のある提言がまとめられるか疑問の声があがる。(写真=PANA)
東日本大震災を政権延命の材料にしていると批判される菅直人総理。「政治主導」の下、震災関連の新組織を乱立させた。4月14日の復興構想会議では、官僚を排除。実効性のある提言がまとめられるか疑問の声があがる。(写真=PANA)

大震災から2カ月が過ぎ(※雑誌掲載当時)、大危機発生直後の当面の危機対策という第一ステップの時期から、最短でも数カ月を要する復興・日本再生の対策を打ち出して実行する第2段階を迎える。

菅は4月25日、「大危機という事態に責任を自ら放棄するのはありえない選択」と国会で答弁し、政権維持への執念を隠さない。世論の動向を見ても、ただちに首相交代を求める空気は乏しい。自民党や民主党の反菅派は退陣を叫ぶが、決定打に欠ける。

(的野弘路、小倉和徳、熊谷武二、岡本 凛=撮影 PANA=写真)