「作業動線を最大限に活かす」便利な文具
作業動線を考えるだけでなく、作業動線を最大限に活かす文具も使えば、さらに効率的な仕事につながります。ここではお勧めの文具を紹介します。
まず縦型ファイルボックスですが、現在進行中の仕事のファイルのみを入れるようにしてください。多くの縦型ファイルボックスの横幅は10センチですが、「パソコンでほとんどの仕事をするため紙の書類は少ない」という人も結構いるかと思います。このような人は、横幅10センチのものでは、大きいと感じるかもしれません。
これらの人にお薦めなのが「ポリプロピレンスタンドファイルボックス・ハーフ 約幅5×奥行27.4×高さ31.8cm」(無印良品、販売価格は税別600円)です。従来の縦型ファイルボックスの半分の横幅なため、省スペース化になります。左から「未処理用」「一時保留用」の2つを並べて置いておくと、必要なファイルがすぐに見つかるようになります。このシリーズの縦型ファイルボックスは横幅が10センチ、15センチのものもありますので、ファイルの量が多い人にもお薦めです。
次にペン立てですが、よく使う文具は、できるだけ机の上のペン立てに収納しておくといいでしょう。サッと文具の出し入れができるようになり、引き出しを開け閉めする回数が劇的に減ります。
お薦めなのは、ペンはもちろん、ハサミや手帳、ノートなどの大きな文具、付箋やクリップ、消しゴムなどの細々した文具も収納できる「オーガナイザー Life Module ミニ」(ライクイット、アマゾン価格は税込964円)です。特に文具が迷子になりやすい人、仕事中に手帳やノートを見返すことが多い人には便利かと思います。
仕事をしていて不意にメモする必要が出てくることがあります。たとえば、電話での応対や、上司が来て用件を伝えるときなどがそうです。このような場合、サッとメモできる机環境にしておくといいのはいうまでもありません。
対策としては、卓上ボールペンと電話応対用のメモ帳を電話の横に置いておくといいでしょう。お薦めの卓上ペンは「デスクペン フロス 0.7 BA65」(ゼブラ、アマゾン価格は税込513円)です。専用のペンスタンドにボールペンが挿さっている状態なので、引き抜けばそのまま書ける便利さです。また、品のあるメタリックカラーなので、机の上に置いても映えます。さらに裏面に滑り止め加工が施されたメモ帳を使えば、メモ帳を押さえなくても片手でメモすることができるため、電話しながらのメモでも困ることはありません。
机の手前側、作業スペースにパソコンを置いているため狭い、という人は、机の中央の奥に机上台を置けば改善します。お薦めなのは「机上台<幅590mm・ロータイプ>」(リヒトラブ、アマゾン価格は税込1845円)です。台の上にはパソコンのモニターや卓上ボックスなどが置け、台の下にはキーボードやノート型パソコンを収納することができるため、作業スペースの有効利用につながります。