また女性はコミュニケーションに関することには、非常に厳しいジャッジをしているのが特徴的だ。図6の「話し方」では、「キレやすい」「嘘をつく、言うことがコロコロ変わる」「悪口・陰口・愚痴が多い」「下品な笑い方や話し方」「反論が多い」「マイナス思考」が「死んでも結婚したくない」にランクイン。図5「女好き度」の次にNG項目が多い。「話し方」は唯一、「結婚してもいい」に選ばれた項目が一つもなかったカテゴリーだ。「自慢話が多い」「説教好き」などもすべて「結婚を躊躇する」に入っている。「仏頂面で話しかけにくい」のも嫌われる。男は黙って……は、もう通用しないのだ。無口な高倉健さんのような「不器用」タイプが駆逐されていくのも、時代の流れなのかもしれない。
大企業の秘書100人「私が結婚相手に選ぶタイプ」【1】
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相模女子大学大学院特任教授、女性活躍ジャーナリスト1961年生まれ。「働き方改革実現会議」など政府の政策策定に参画。婚活、妊活の提唱者。著書に『働かないおじさんが御社をダメにする』(PHP研究所)など多数。<この著者の他の記事> 「経営会議が男性だけだと不安になる」IBM社長がそう打ち明ける深い理由