売れない、アイデアが出ない、人が付いてこない。落ち込むことは誰にでもある。問題はそこからどう回復するか。一流ホテルの社長、トップセールスマン、学校改革の旗手など、第一線で活躍する人たちが自分だけの秘法を明かしてくれた。
大和ハウス工業 
流山集合住宅営業所所長 
宮崎武志

つくばエクスプレスと東武野田線が交差する「流山おおたかの森」。真新しい駅舎のまわりに、区画整理された住宅地が広がっている。大和ハウス工業でアパート営業を手がける宮崎武志さんの戦場はここである。

顧客の大半は近隣に土地を持つ農家などの資産家だ。いますぐには商売に結びつかなくても、営業マンは先々を見据えて地道な訪問活動を繰り返す。そのうえで「近くに駅ができるとか、代替わりして地主さんの考え方が変わるとか、話を聞いていただけそうなときにベストの土地活用プランを提案するのです」(宮崎さん)という。

この地区では大和ハウスは後発組。市場開拓に本腰を入れたのは、06年に出張所(2年後に営業所)を設けてから。初代所長が宮崎さんだ。

(永井 浩、浮田輝雄、宇佐見利明=撮影)
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