たった1軒の自宅を誰がもらうのか? 大した財産もなく相続税もかからない家で、もめごとが増えている。相続問題は決して人ごとではない。家族が仲違いしないために早めの対策が必要だ。
「相続問題」と「相続税問題」は別物
「うちには大した財産なんてないから、相続の問題なんて関係ない」
もしそう思っているなら、それは大きな間違いだ。財産が少ないと関係ないのは、「相続」ではなく「相続税」の問題である。
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図1 相続の相談件数がうなぎのぼり
図1 相続の相談件数がうなぎのぼり
相続税がかかる人はほんの一握りにすぎず、今のところ、亡くなった人全体の4.1%だけだ(2009年)。これは、相続税に「5000万円+1000万円×法定相続人数」の非課税枠があるためで、もし相続人が3人なら、遺産8000万円までは相続税がかからないことになっている。相続税は増税の方向で現在、国会で審議中だが、増税後でも相続税がかかるのは全体の6%程度といわれている。
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