「グレーゾーン」という表現には問題がある

そのことは、けっして軽視できるものではありません。

福祉の対象となる可能性とは、発達障害の子は成長できないとか、発達障害があったら学校には適応できないとか、そんな話ではありません。そうではなくて、発達障害があるということは、長い人生のどこかの時点で支援が必要になる可能性が一定の割合で存在するということです。

発達障害と考えられるところもあるけれど、はっきりと診断がつかないというような状態を「発達障害グレーゾーン」と呼ぶ人がいます。これは医学的な考え方ではなく、明確な定義もありません。一種のスラング(俗語)のようなものです。