6月に雨が少ないと猛暑に

日本は上の大気からも下の海からも熱せられるため、熱の逃げ場がない国なのです。海は猛暑に伴う「熱」を貯め、秋に「熱」を引き出しています。いまや、海は熱の貯金箱のような存在です。

実は日本の四方を囲んでいる海に熱を貯金できていることで、夏の気温は40度程度で留まっています。海へ貯金できていなければ、日本の夏も大陸の猛暑のように50度の世界になってしまうでしょう。50度の世界を防いでくれている一方で、熱い海が日本の秋を消しているという板挟み状態が生まれています。

梅雨入りが遅れると喜ぶ人が多いのですが、そんな夏は要注意です。6月下旬は1年の中で昼の長さが一番長い夏至があり、日射量が一番多い時期。太陽が海を全力で暖め、海面水温は異常に上がります。