コロンビア大使館では試食するなり厨房に連れていかれた

キューバ料理やリトアニア料理の例からわかるように、今回は開発したメニューを大使館に確認してもらうケースも多かった。経緯を岡本取締役がこう明かす。

「開発したものを本場の味を知っている人に確認してもらうことはマストでした。日本にもともと在住者が多かったり料理店がある国はいいのですが、どこにもツテがない国に関しては大使館に協力を仰ぐしかありませんでした」(岡本氏)

今回、くら寿司が意見を聞いた大使館は計25カ国。大使館はすべて東京にあるため、週に2~3回は試作品を持って新幹線に乗った。中村氏は言葉を選びつつ、「今回のプロジェクトで、もっともいい経験をさせてもらったのがこのプロセス」と語った。