文字起こし、要約、英語メール作成、壁打ち相手まで…

筆者は大学でプログラミングやプロジェクトマネジメントといった科目を担当し、ゼミも運営していて様々な場面で生成系AIを使う。

例えば以下のような使い方がある。

・授業録画システム(麗澤大学工学部では工学部校舎での全ての講義が自動的に録画され、学生も教員も後で自由に見返すことができる)から、動画ファイルをダウンロードして、その動画ファイルから音声データを分離し、その音声データを文字起こしして、文字起こしデータを要約する、という一連の作業のやり方を生成系AIに教えてもらう。

・講義内容に応じた小テストを生成系AIに作ってもらう。

・講義に対する感想文(レスポンスシート)の内容を要約してもらう。

・プログラミングの授業で、学生に生成系AIでコードを書かせて実行させ、そのコードの内容を説明することでプログラミングを理解させる。

・自分の研究のためのローデータを処理するためのプログラムを生成系AIに書かせる。

・学園祭の模擬店の店名を生成系AIに考えてもらい、ロゴ画像を作ってもらう。

・学園祭でカレー屋をやるための、やることリストを生成系AIに作ってもらう。

・欠席の多い学生に対する対応策を考える時に、生成系AIに壁打ち相手になってもらう。

・英語メールを作ってもらう。

・シンポジウム配信のために使用するビデオカメラや映像スイッチャーの使い方を生成系AIに教えてもらう。

メールを打つ人
写真=iStock.com/marchmeena29
※写真はイメージです

手作業との差は明らか

一般的にも、例えば、町内会やサークルの会員リストがExcelで管理されていて、姓名がスペースで区切られているものを、姓名で分離したい場合などに使える。ExcelのVBA機能をオンにして、何度か生成系AIと対話すれば、全くのプログラミング未経験者でもプログラムを書けるようになっている(このやり方は本連載の17回目で簡単に説明している)。