年収が1万円多いのに、手取りで16万円も損する

例えば、東京都・協会けんぽの場合2025年度の従業員の負担分は、健康保険4.955%、介護保険0.795%、厚生年金保険9.15%、雇用保険(一般の事業)0.6%で合計約15.5%。

要するに、給料の15%以上の社会保険料の負担が発生する。これが、パート労働者の「働けば働くほど手取りが減る」といった嘆きにつながっているわけだ。