「無難に関わる」ことが自己肯定感につながる

「人間」という文字を見ればわかるように、私たちは人との間を生きる存在である。人との間のほかに生きる場はない。ゆえに、人間関係をうまくこなせないと、自分に自信をもつことができない。自己肯定感を保つには、人間関係を無難にこなしていくことが必要となる。

とくに問われるのが、苦手な相手とかかわる力である。

親しい相手とかかわることはできても、苦手な相手とうまくかかわることができないという子どもや若者が少なくない。大人になっても、苦手な相手とかかわると思うだけでお腹が痛くなり、取引先に苦手な相手がいると訪問できずに逃げてしまったり、職場に苦手な先輩や上司がいると出社できなくなってしまったりする人もいる。