だんだんカニが嫌いになっていく
宮本氏の試行錯誤は続く。
一口に「アミノ酸」といっても、「イソロイシン」や「ロイシン」、「リジン」など20種類が存在する。宮本氏は一つひとつの成分を誇張、あるいは抑えるといった作業を地道に繰り返した。
カニの繊維の向きの再現にも苦心した。一般的なカニカマは、繊維の向きがまっすぐになっていて、口の中に入れてもほどけることはない。しかし本物のカニはパラパラとほどける。これを再現するため、機械を用いて繊維の向きを測定。たった1度、されど1度。わずかな傾きの違いでも味わいが変わる。試行錯誤を続けた。
ここから先は無料会員限定です。
無料会員登録で今すぐ全文が読めます。
プレジデントオンライン無料会員の4つの特典
- 30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
- 約5万本の無料会員記事が閲覧可能
- 記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
- 記事をブックマーク可能
