アニサキスには様々な種類がある

この食中毒の原因になるアニサキスにはいくつか種類がありますが、アニサキス属の「アニサキスシンプレックス」が大部分を占め、残りの多くは「アニサキスペグレフィ」によるものとされています。

アニサキスシンプレックスは、太平洋側の魚介類に多く、内臓から身に移動する個体は10%くらいです。一方のアニサキスペグレフィは日本海側の魚介類に多く、内臓から身に移動する個体は0.1%くらいだとか。

九州など西日本の日本海側では、サバを刺身など生で食べる文化がありますが、これは日本海で漁獲されるサバのアニサキスは内臓から身に移行しづらいと考えられているためです。一方、太平洋側で穫れるサバは、アニサキスが内臓から身に移行しやすいため、刺身で食べる習慣が広まらなかったのでしょう。