川勝知事なら「机上の空論」と批判したはず

静岡県は10年間かけて2023年に死者数を8割減の約2.2万人としただけでなく、2025年度末までに死者数を9割少ない約1万人と見込むところまで来ていた。

浜松沿岸の防潮堤完成後に静岡県が想定した被害想定
浜松沿岸の防潮堤完成後に静岡県が想定した被害想定(画像=静岡県提供)

静岡県や各自治体は、南海トラフ巨大地震による大津波が来ても減災効果を見込んだ防潮堤を建設するなどの津波対策を行ったため、死者数を2割にまで抑えられると見込んだのだ。