星の定義はあくまでも「旅人目線」
今から一世紀以上昔のフランス。自動車旅行はまだまだ一般的ではなく、ミシュラン社はタイヤの普及や販売増のために自動車旅行の楽しさを世に伝えたいと考え、1冊の旅行ガイドを編み出した。これがミシュランガイドの始まりで、当時はホテル情報や地図なども掲載していたという。レストランは、旅先での楽しさを伝えるためのレジャー情報だったのだ。「おいしい料理」を示すための指針として星が登場したのが1926年。さらに1931年にはそれが3段階評価となり、1933年からは匿名調査員制度がスタート。ここからは、概ね今と構造的に変わらない『ミシュランガイド』であり、徐々にエリアを広げて今や世界中で刊行されることとなった。
そんなこともあり、「星の定義」の文言はどこまでも旅人目線で書かれている。
三つ星……そのために旅行する価値のある卓越した料理
二つ星……遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理
一つ星……近くに訪れたら行く価値のある優れた料理
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