なぜ人はお金を稼ごうとするのか。投資家の造船太郎さんは「お金とは『印刷された自由』であり、幸せにつながる」という。著書『勝ち目を見抜く力 チャンスに全ベットして18歳で億万長者になった話』(KADOKAWA)より、一部を紹介する――。
日本の新1万円札が大量に並べられたイメージ
写真=iStock.com/loveshiba
※写真はイメージです

1年で使える金額は「資産の5%まで」

お金を持つと、生活の質を上げることができます。ブランド物に身を包み、広くて立地のいい部屋に住んで、高級な食事ばかり取る……。そして、その後収入が下がってもそんな暮らしを変えられず、破滅の道に進む人もいるでしょう。

とはいえ、稼いだお金は天国に持っていけるわけではありません。それでは、せっかく手に入れたお金を、どう使うのが正解なのでしょうか?

お金を持つ人は全員、お金の“使い方”を振り返る必要があると思います。

僕は、年間に使える金額は「資産の5%まで」と考えています。

というのも、僕の場合、大きな手間のかからないインデックス投資のような手段で増やせる資産収入が、だいたい年利5%だから。つまり、それを上回る額を使えば資産が減っていく可能性が高まるということです。当たり前の考え方ですが、支出が収入を超えたらお金はどんどん減っていきます。そのため、このラインを超えないことが重要です。

現時点(2025年2月)で、僕の資産は約3億2000万円。年間で使える金額は、その5%の1600万円。月換算すると、毎月約130万円が使える金額の上限です。

電車ではなくタクシーで移動する理由

……と言いつつも、最近は月200万円ほど使ってしまっているのが現実です。

支出の大半を占めているのが、タクシー代と飲み代。お金を持ってからは電車ではなくタクシー移動がメインになりました。移動に労力をかけたくないので、今後もタクシーに乗れる程度の資産は持ち続けたいと考えています。とはいえ、飲み代は明らかに使いすぎ……だから、早急な見直しが必要です。

前に一人暮らしをしていた部屋の家賃は14万円ほどで、東京都内で暮らすには、それなりに妥当な金額でしたが、最近、家賃33万円のタワーマンションに住み始めました。家の質はQOLに直結すると感じ、狭い部屋でストレスをためて無駄遣いをするよりコスパがいいと思ったからです。