「薬が効かない」十二指腸液の逆流
逆流性食道炎とは、食べた物が胃に入る入り口にある逆流防止弁が、破綻しゆるんでしまうことで、胃酸が逆流して食道の壁を荒らす病気――ですが、逆流する液は、胃酸に限りません。
というのも、通常は戻ってこないはずの十二指腸液という、胆汁と膵液が混じった、最も強力なアルカリ性の消化液が胃にまで戻ってきて、さらに胃酸も加わったものが一緒になって、食道まで戻ってくることがあるのです。
ここから先は無料会員限定です。
無料会員登録で今すぐ全文が読めます。
プレジデントオンライン無料会員の4つの特典
- 30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
- 約5万本の無料会員記事が閲覧可能
- 記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
- 記事をブックマーク可能
