安い製品はアフターサービス体制に注意

では太陽光発電を設置するのに注意すべき点はどこにあるのだろう。

「昨年のデータでは、7割近くが既築住宅への設置なのですが、そういった後付けの設備の場合、屋根の状態を十分にチェックすることも必要です。また、初期費用の安いものもあるようですが、アフターメンテナンスなどもしっかりチェックしておきましょう」(亀田氏)

去年4月までに日本国内で約100万戸が設置しているという太陽光発電設備。全戸数は2700万戸あり、まだまだ普及の余地があると同協会は考えている。同協会では、太陽光発電を2030年頃には100ギガワットまで普及させたいと考えている。ソフトバンクがメガソーラーを手がけるというニュースも流れたが、自然エネルギーへの注目は生活者のレベルで、すでにここまで熱いのである。

次回は世帯年収間で所有度の差が大きかった「温水便座機能付便座」の普及の変遷と、最新商品の魅力を取材してみよう。

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※ビデオリサーチ社が約30年に渡って実施している、生活者の媒体接触状況や消費購買状況に関する調査「ACR」(http://www.videor.co.jp/solution/ad-plan/acr/index01.htm)や「MCR」の調査結果を元に同社と編集部が共同で分析。同調査は一般人の生活全般に関する様々な意識調査であり、調査対象者は約8700人、調査項目数は20000以上にも及ぶ。

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