年収が上昇している職種・下降している職種

逆に300万円を下回る低収入職種として目立っているのは、スーパー店チェッカー(レジ係)、洗たく工、調理士見習、洋裁工、ミシン縫製工、ビル清掃員、用務員などである(いずれも2019年、順に250万円、269万円、263万円、220万円、218万円、261万円、282万円)。ただし、図表1のデータ(数字)は男女計なので、女性比率が多い職種では給与の男女差が反映して低収入職種として目立つ傾向があろう。

年次推移を見ると、平均すると2005~2012年の「減少」職種数は全体129職種のうち87職種と多かったが、2012~2019年には21職種とかなり減っている。

2012年(あるいは2005年)からの年収減少で目立っているのは、歯科医師、電車車掌、航空機客室乗務員(キャビンアテンダント)(05年678万円→19年496万円)、発電・変電工(05年624万円→19年518万円)、用務員(05年368万円→19年282万円)などである。