食料自給率230%、エネルギー自給率180%

ウクライナ危機がもたらした厳しい現実は、フライドポテトのみならず、資源大国カナダの存在感を今まで以上に印象づける。自由と人権と「法の支配」を重んじる先進民主主義国家カナダは、地政学リスクが圧倒的に小さい。食料自給率230%、エネルギー自給率180%という数字は、潜在的な輸出余力の大きさを如実に示す。

ウクライナ危機は、世界の食料危機に直結する。

そもそも、ウクライナ危機が起こる前から、国際的な食料事情は年々厳しさを増していたのだ。そこには3つの要因があった。