ポスト競争に負けてしまった医師の行く先
なぜそんなことになるのかというと、老年医療の専門医というのが、私に言わせれば頭でっかちのニセモノばかりだからです。
実は老年科の教授の大半は、呼吸器科や循環器科など老年医療以外の出身です。ライバルが多い呼吸器科や循環器科だと教授になることができなかったため、代わりのポストとして老年科の教授のポストを与えられるケースが非常に多いのです。
これまでの話からすると、この人たちが教授になれなかったのは、臨床を一生懸命やっていたからというふうにも受け取れますが、そんなことはありません。はっきり言えば、ろくな論文が書けなかった人たちなのですが、呼吸器科や循環器科というのは医学部の中でもとりわけ力を持つ科なので、ここの教授たちが自分の部下に別の科のポストをあてがっているのでしょう。
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