合格基準は「教授にとって好ましい」?

公正であるべき入試において、それがたとえ不当な理由であっても、落としたい受験生を簡単に落とすことができる面接というシステムに大きな問題があることは明らかです。極めて短い時間で一人の人間の未来を左右しかねない判断を下すという理不尽さも含め、その是非を問う議論はあって然るべきだと私は思います。

それでも、すべての大学の医学部は、入試面接をやめようとはしません。