60歳以上になると、歳を取るごとに9%も死亡リスクが増える

死亡ランキング上位の死因について、「べき乗則」分析をした。その結果、すべて「べき乗則」にしたがい、その指数は5前後にあることがわかった(図表2)。例外は、老衰の17.9である。年をとることが前提にあるので、これは当然であろう。

多くの自然現象と比べると、指数(絶対値)は非常に大きい。このことは、年齢を積み重ねるにしたがい、病気になる要因、ターゲットが積み重なっていくことを物語っているのであろう。

この指数値を使って、加齢とともに、疾病のリスクがどのように増加するかを推測することができる。たとえば、60歳の人が61歳になったとき、どのくらい、がん、循環器病(心疾患、脳血管障害)のリスクが上昇するかを考えてみよう。指数を5.0とすると、