日本人の平均的な食塩摂取量
では、どのくらいの塩分摂取量ならいいのでしょうか。日本人の食事摂取基準では、1日あたりの食塩摂取量の目標量を男性7.5g以下、女性6.5g以下と設定しています。意外と少ないですね。高血圧で治療が必要な人の場合には、脳疾患や心不全を予防するために、食塩は1日6g未満に制限すべきだとガイドラインで定められています。
一方、実際の日本人の食塩摂取量はというと、令和元年の「国民健康・栄養調査」では、1日あたり男性10.9g、女性9.3gと報告されています。目標量との間に大きな差がありますね。でも、その前の平成16年の調査では男性12.1g、女性10.5gであり、15年間で1g以上の減塩が進んでいるように見えます。
ところが、食事の記録をもとに摂取量を計算する「国民健康・栄養調査」は、間食の記載漏れや食事量の過少申告があることが知られています。より正確な数値を知ることができる、尿中のナトリウム量を測定する「24時間蓄尿法」によると、1日の食塩摂取量は男性で約14g、女性で約12gであり、日本人の減塩は実はあまり進んでいないともいわれているのです。
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