なぜプロに任せると損をするのか

このエピソードを通して、バフェットは、他人の資金をアクティブに運用しているヘッジファンドの投資マネジャーから得られる利益はほとんどないという、長らく信奉してきた考え方を強調した。

これは、ヘッジファンドをはじめとする投資マネジャーは通常、「2%/20%」に基づく手数料を投資家に課す、つまり毎年2%の管理手数料と利益の20%を取るという仕組みだ。

投資計画
写真=iStock.com/ilkercelik
※写真はイメージです

もし、バークシャー・ハサウェイが同じ手数料体系で資金を運用したら、現在の投資管理会社であるトッド・コームズとテッド・ウェスチャーは、「ただ、息をしているだけでどちらも毎年1億8000万ドルずつを得ることになるのです」とバフェットは指摘した。要するに、バフェットは、いわゆる「パッシブ投資」(インデックス投資)がアクティブ投資と同じか、それ以上のパフォーマンスを上げられると考えている。