起業のルーツは『野ブタ。をプロデュース』

【澤円】まずは具体的なインプットが重要になるわけですね。それを基に「やりたいこと」を探っていくときの、片石さんの「抽象化」のプロセスが気になります。

【片石貴展】「好き」という具体的なインプットがあれば、抽象化はそこまで難しくありません。わたしの場合、yutoriを創業したルーツは、実は小学校6年生のときに観た『野ブタ。をプロデュース』というドラマまで辿ることができます。

クラスの人気者の生徒が、いじめられている転校生を学校一の人気者にプロデュースしていくという筋書きのドラマですが、当時は小学生だったので、それを面白いと思う理由なんてありませんでした……(苦笑)。ただ、そのドラマに不思議と惹かれ、とても好きになったのです。