幾度も映像化された珠玉の短編漫画の第1集から3話をお届け!
歓楽街の端にある小さなお店は、営業時間が夜の12時から朝の7時頃までだから、みんなが勝手に「深夜食堂」と呼んでいる。メニューはわずかでも、食べたいものを勝手に注文すれば、作れるものならなんでも作ってくれる変わった店だった……。
マスターはなかなかの強面だけれど、店の中はいつも和やか。この街で生きる人、遊びに来る人、いろんな人が集い、帰っていく。なにも特別なことはない時間でも、その裏には様々なストーリーがあって――読めばあなたの心も満腹になる、深夜食堂、開店します。