「お家騒動」で殺し合ってきた歴史

子どもを、自分の本意ではないはずなのに虐待してしまうという親御さんもいると思います。自分がよくないことをしているとわかってはいる。でも、どうしてこの子は自分の思うとおりに動いてくれないのかと、子どもに苛立った感情をぶつけてしまう。それも愛着が強すぎるからこそ起こってしまうという側面があるのではないでしょうか。

距離が近すぎるあまり、客観的に見ることができない。愛着が強すぎるからこそ、激しく、必要以上に攻撃してしまい、冷静になったときに自分のしたことに恐れおののいてしまうのです。

多くの戦国武将はいわゆる「お家騒動」によって弱体化しています。そこにつけ込まれ、攻め込まれて滅亡するのです。お家騒動というのは、端的に言えば、跡目争いです。兄弟、親子、場合によっては夫婦間でも争われ、殺し合いが起きるのです。