寝酒をするなら、適量を把握しておく
寝酒は基本的にはしないほうがいいと考えてください。睡眠中に下がるはずの心拍数が、お酒を飲むことで下がらず、深い睡眠が取れないことにつながる可能性が高いからです。
とはいえ、長年の習慣で「どうしても寝酒をしないではいられない」と言う人もいるでしょう。そういう人は、自分にとって「深い睡眠を取るのに支障のないお酒の量」を把握し、その限界値を超えない飲み方をするようにしてください。
その量を知るには、睡眠時に身に着けることで心拍数や睡眠の状態がわかるデバイスが必要です。
まず、お酒を飲まずに寝て、その日の心拍数と深い睡眠が取れている時間を記録します。このときのデータがあなたの「基準データ」になります。
翌日はいつも飲んでいるお酒を3分の1くらい飲んでみて、その日の睡眠データを基準データと照らし合わせてみてください。基準データと変わらなければ、その量はOKということになります。
同じ要領で、一度はいつもの量の3分の2、次はいつもの量……、という具合にお酒の量を増減させながら基準データと見比べていきましょう。
たとえば、3分の2のときは心拍数も深い睡眠の時間も変わらなかったけれども、いつも飲んでいた量になったとたん、心拍数が上がったり深い睡眠の時間が短くなったりしたとしたら、お酒が睡眠の質を悪くしているということがわかります。
この方法で、自分にとっての「お酒の適正量」を知った上で飲むようにしてください。
マットレスは材質や価格より「広さ」が重要
マットレスの役割は「睡眠場所を確保すること」。つまり「広さ」が重要になります。
実は高さや固さや値段は、さほど重要ではありません。多少固めぐらいがいちばん眠れるというデータもあるにはありますが、それよりも重要視すべきは「マットレスの広さ(特に幅)」です。
「広くて寝返りが打てるか」というのが、最も注目すべきポイントになります。