鉄道好きにも住民にも求められるライフライン

私が査察に訪れたのは12月。1週間で5カ所を回るという体力的にかなり骨の折れる出張でしたが、ダージリンとシムラの鉄道に乗せてもらいました。

ダージリン鉄道路線は、山岳鉄道のイメージを地で行く車両や駅が多く、列車には「ヒマラヤン・プリンセス」などそれぞれに名前も付けられ、姿も愛らしい観光列車のおもむきもありましたが、実際には住民もいまだにこの鉄道をライフラインとして使っています。

鉄道が開通した当時から、その周辺にはすでに住居地区があったので、住宅も店舗も線路のすぐ横に建っており、電車が走っていない間、線路に椅子を持ち出してのんびりとダージリンティーを飲む人々の姿も見られました。