3位 小泉進次郎 233票

元首相・小泉純一郎氏の息子として「次の総理候補」と話題に挙がり続けた“プリンス”がまさかの3位。各世論調査ではトップに立つなど知名度は抜群の印象だが、このアンケートでは思わぬ苦戦。支持者のコメントを見ていくと、父を念頭に置いた期待の声が多かった。

「若い。父のようにどこか期待させられる」(東京都・43歳男性)

「親子2代で腐った自民党をぶっ壊してくれそう」(大阪府・33歳男性)

「世代交代、古い価値観の自民党をぶっ壊す クリーンエネルギー推進をセクシーに」(福島県・44歳男性)

「トンデモ発言を繰り返して自民党をぶっ壊して欲しい」(千葉県・70歳男性)

最後のコメントは「反党行為」に思えなくもないが、クリーンに、時にセクシーに、自民党を変えてほしいという期待の声が多数集まりつつある。候補者の中で最年少とフレッシュさを推す声も根強い。

2位 高市早苗 635票

2位は、前回の総裁選にも出馬した高市早苗氏。上川外相同様、女性総理を望む声に加え、安倍元首相の名前を挙げて、

「安倍元総理の正統後継者で保守本流の考え方であるのと同時に、全ての面で安心して国家運営を任せられる人であるから」(静岡県・47歳男性)

「故安倍晋三元総理の遺志を引き継ぎ、国家の行く末をきちんと考えて行動してくれると期待するから」(茨城県・62歳女性)

と遺志を継ぐ存在として推す声も多く見られた。また、「女性タカ派として頑張ってほしいです」(京都府・37歳男性)という保守男性層からの支持も固い。

得票数のうち男性比率が76.5%と他の女性候補(上川67.0%、野田65.9%)より10ポイントほど高くなっている(全体の得票率は男性74.1%、女性23.9%、無回答2.0%)。

アンケート開始後に立候補意向表明の会見を行った青山繁晴参議院議員への投票を待ち望む熱い声も寄せられた。

「青山繁晴さんが選択肢になかったので選びました」(栃木県・48歳)

「青山さんのほうがもっと良い」(長野県・63歳男性)

その数33名。高市票の中には青山票が一定数入っていることを付記しておく。