10月15日のイベント行程を考える

JR西日本のドクターイエロー体験乗車イベントは10月15日にも開催される。

JR西日本 2024年10月15日(火)T5編成を使用の予定
博多駅7時30分集合、岡山駅12時15分解散予定

恐らくは博多駅8時30分ごろ発、岡山駅12時10分ごろ着と推測される。博多駅~岡山駅間が3時間40分を要すると考えると各駅停車の「こだま」並みの時刻で走行すると考えられるうえ、途中の駅で10分程度の通過待ちを行うものと思われる。

JR西日本 2024年10月15日(火)T4編成を使用の予定
岡山駅13時30分集合、博多駅18時30分解散予定

恐らくは岡山駅14時30分ごろ発、博多駅18時10分ごろ着と推測される。岡山駅~博多駅間が3時間40分を要すると考えると各駅停車の「こだま」並みの時刻で走行すると考えられるうえ、途中の駅で10分程度の通過待ちを行うものと思われる。

富士の裾野を走り抜けるドクターイエロー
写真=iStock.com/DoctorEgg
※写真はイメージです

資料から読み解いてみると…

検測が行われている列車を見る方法も考えた。難易度は高めである。

JR東海が発行した『新幹線の30年 その成長の軌跡』(1995年2月発行)や『東海道新幹線のあゆみ 「のぞみ」成長の軌跡』(2005年3月発行)など、大きな図書館で読むことのできる資料には歴史上の事実としてドクターイエローの大まかな行程が記されている。

現在の状況に当てはめ、筆者が実見のうえで推測した行路は次のとおりだ。

「のぞみ」ダイヤパターン 10日に1回 2日間の行程

1日目
大井車両基地(東京品川区)発~東京駅着・発~新大阪駅着・発~鳥飼車両基地(京都駅~新大阪駅間にある)着・発~新大阪駅着・発~博多駅着・発~博多総合車両所(博多南駅前にある)着

2日目
博多総合車両所発~博多駅着・発~新大阪駅着・発~鳥飼車両基地着・発~新大阪駅着・発~東京駅着・発~大井車両基地着

※1日目、2日目とも途中の停車駅は「のぞみ」に準じて品川・新横浜・名古屋・京都・岡山・広島・小倉の各駅に停車、姫路・福山・徳山・新山口の各駅に停車するかどうかは不明

時刻は1日目の東京駅の出発が10時台~13時台と推測される。日中の時間帯は営業列車の本数が減り、ドクターイエローのような特殊な役割をもつ列車を運転しやすいからだ。