なぜ、ただの秀才は落とされるのか

さまざまな受賞歴より一つの関心事を掘り下げる思考の深さ

毎年、オックスフォード大学入試の選考面接で、優秀な学生たちに会います。この14年間、12月の第1週に面接を行い、7年間は東洋学部全体の入学所長も務めました。自己紹介書も数えきれないほど読んでいます。

私立学校の学生たちは、いかにもコーチングを受けたようなきちんとした文章を提出し、面接官の質問を聞くや否や、何度もリハーサルしたような答えを「立て板に水」のように話したりします。

しかし、面接官の10人に9人は、このような学生を好みません。