心の平穏を願うのは、何も現代社会の疲れた住人だけではない。古今東西で、多くの試行錯誤がなされてきた。

その中でも、時代を超えて受け継がれてきた手法にはそれ相応の理由があるはず。今回は坐禅、ヨガ、呼吸法の使い手にその手法をご教示いただいた。

坐禅:言葉や論理にしばられず自己を忘れて自由を得る/坐禅に取り組む井上暉堂氏と門下生。『からっぽ力』『断固としてやれ!バカほど大物になる』ほか著書多数。

土曜の昼、横浜市某所で週1回開かれる臨済宗老師・井上暉堂氏の坐禅会を訪れた。臨済宗では、師匠が与えた公案という逆説に満ちた“口頭試験問題”を、坐禅を組んで全身全霊で考え抜く。通常は1クール約40分だ。